韓国の朝鮮日報は社説の中で、「第二次世界大戦中に日本はナチスドイツと同盟を結び、韓国や中国などのアジア諸国の人民に対して大規模かつ血なまぐさい虐殺を行った。これはナチスのユダヤ人・欧州人に対する大虐殺に決して劣るものではない。首相の経験を持つ麻生氏のナチス言論を見る限り、日本の極右政治家の理性と常識にはあまり期待できなさそうだ。日本の指導者は信じられないほど素養がなく、韓国などの隣国は日本と同じテーブルに着き会談できなくなっている。安倍氏主導の日本は、公理と常識に背いている」と批判した。
ジョージワシントン大学のアミタイ?・エツィオーニ国際関係学教授は、「日本は自国が第二次世界大戦の歴史によって足を引っ張られていると感じている。社会心理の面から見ると、ドイツと日本の歴史に対する態度は、二つの文化の大きな差を示している。ドイツの歴史に対する主な態度は後悔であるが、日本の歴史に対する主な態度は恥だ。後悔は内在的な価値観であり、恥は周囲の社会によって決まる。残念ながら、多くの国家では国家の外に枠を設ける試みがいずれも失敗に終わっており、気持ちのやり場を国家の内部に移し、過激なナショナリズムが生じている。さらに自国の問題を、他人が作ったものとしている」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月1日