108人の日本人が語る「それでも中国に残る理由」

108人の日本人が語る「それでも中国に残る理由」。 108人の日本人が中日関係が悪化する状況の中で中国に残り続けているのにはそれぞれ現実的な事情がある。しかし中国人と交流する中での何気ない感動が、彼らの選択を揺るぎないものにしている…

タグ: 中日関係 悪化 感動 交流 執筆者

発信時間: 2013-10-04 10:45:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇それでも

日本政府が強硬な態度を取るたびに中日関係は悪化し、中国在住の日本人の生活にも暗い影を落とす。108人の執筆者は、2012年9月の日本政府の釣魚島「国有化」後、中国で不愉快な思いをした自らの体験を綴っている。

◇タクシーで先に「日本鬼子」と自嘲

昨年9月の釣魚島「国有化」騒ぎは笈川さんの日本語特別クラスと全国巡回講演の最中に起きた。彼はやむなくこれらの活動を2カ月延期し、11月中旬に情勢の緩和を待って上海や広州などの都市で活動を再開した。

笈川さんは、ほとんどのタクシーの運転手が彼にどこの出身か聞いてきて、「日本人です。鬼子(鬼畜)です」と答えると、この「自嘲」に運転手は何も言えなくなったと当時を振り返る。もし日本人とだけ答えると、「釣魚島は中国のものか、日本のものか」と問い詰められるので、逆に「あなたが日本に旅行に行ってそんな質問をされたらどう答える?」と聞き返したという。

こうした経験を持つ日本人は少なくない。山本さんもこうした経験を綴っている。去年の今頃は中国人の同僚とタクシーに乗ってもできるだけ話さないようにし、自分が日本人だとは言わなかったという。

◇一晩ではがされるポスター

21世紀初めの5年間、小泉純一郎元首相が国際社会、アジアの隣国、日本国民の関心と反対を押し切り、A級戦犯を祀った靖国神社に参拝した。2001年7月に中国に来た笈川さんにとってそれは苦い5年だった。日本語スピーチコンテスト開催のために貼った1枚15元のポスターが一晩で「誰かにはがされ」、なくなったという。

2010年に笈川さんは本を出版したが、9月7日に「中日船舶衝突事件」が発生し、で新書のサイン会は中止になった。

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