釣魚島は日本が政治、軍事大国になる足がかり?

釣魚島は日本が政治、軍事大国になる足がかり?。 日本と周辺国の領土問題は釣魚島だけではない。ロシアとも北方四島をめぐり対立している。しかし日本はなぜそこではもめごとを引き起こさないのか…

タグ: 釣魚島 米国 竹島 北方四島 

発信時間: 2013-10-25 14:46:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

釣魚島(日本名・尖閣諸島)争いが一見一触即発の情勢になってきている。中国と日本の係争はエスカレートし、小さな釣魚島が世界の注目を集ている。釣魚島は日本が正常な政治大国と軍事大国になる足掛かりになるのだろうか?日本は当然その願いを実現しようとするだろうが、中国はこれに警戒しなければならない。日本への備えは薄氷を踏むがごとく慎重になる必要がある。シンガポール紙・聯合早報が伝えた。

日本と周辺国の領土問題は釣魚島だけではない。ロシアとも北方四島をめぐり対立している。しかし日本はなぜそこではもめごとを引き起こさないのか?第二次世界大戦中、ソ連軍が中国東北部に出兵し、そこの関東軍を痛撃、日本軍は総崩れとなり、大損した。ソ連の遺産を継承したロシアは現在世界第2の軍事大国であり、日本は恐れている。さらに、北方四島は「ヤルタ協定」で旧ソ連の所有が規定されている。さすがの日本も戦後の国際秩序を赤裸々に覆すことははばかられる。そんなことをすれば、米国に露骨に挑むことになるからだ。

韓国との間にも独島(竹島)問題があるが、釣魚島問題ほど係争は発展していない。米国の同盟国である韓国と日本の間で大きな領土争いが起きれば、同盟の団結が揺らぐ。盟主である米国がそれを喜ぶはずがない。日本は独島問題ではチャンスがないため、このまま口実を探すしかない。

残るは中国との釣魚島問題だけで、唯一力を利用できる場所だ。中国包囲をたくらむ米国を助けるという旗を掲げれば、米国も同意し、堂々と中国に対抗できる。米国の後ろ盾があれば、やらない道理はない。しかも自分にも打算があるのだからなおさらだ。

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