日本の朝日新聞は12日、海上保安部はヘリコプターを搭載した大型巡視船「おきなわ」12番艦を那覇基地から釣魚島に向かわせ、最初のいわゆる「警戒任務」を行うことが可能だと伝えた。「おきなわ」の元の船名は「ちくぜん」で、排水量は3100トン。1999年、同巡視船は朝鮮の船舶を追撃し、機関砲による射撃を行った。日本の巡視船が外国船に対して武力射撃を実施したのは46年ぶりだったことから、「手柄を立てた船」と称えられた。現在、離島の防衛を担当する第十一管区海上保安本部は大型巡視船を11隻保有している。
日本は海洋紛争を口実に防衛力の向上を加速化しており、アジアの平和と安定に更に大きな脅威をもたらすと見られている。
軍事評論家の尹卓氏は、「おきなわ」はただの巡視船ではなく、指揮船の任務を行うために釣魚島に向かうと見ている。同巡視船は戦闘経験を持つ船であり、排水量は3000トンあまりと規模が大きく、航行速度が速く、機関砲も2門装備する。通信システムとレーダー監視システムを完備し、海上での操作力が強いと同時に、ヘリコプターも搭載できる。そのため、総合作戦能力が非常に強い船であり、釣魚島海域の統制において大きな役割を果たすことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月14日