無制限に右翼を放任する政治家・好戦的な輩がリーダーに?
安倍首相は就任後に右傾化の道を突っ走っている。歴史を否定し、領土問題を引き起こす真の狙いは、平和憲法の改正と集団的自衛権の解禁により、開戦の権利を再び獲得することだ。安倍首相は就任以降、防衛面で目も眩むようなさまざまな措置を講じている。これには防衛費の拡大、頻繁な自衛隊の観閲、中国の無人機を撃墜するという暴言などが含まれる。日本政府は今月中旬にも、武器輸出三原則の根本的な改正を、年末に閣議決定される国家安全保障戦略に盛り込むことを決定し、海外から軍事化を狙う右翼勢力の新たな動きと判断された。
安倍首相の言行は、いわゆる「地域の平和と安全を守るリーダー」になろうとすることが、東アジア・アジア全体で覇を唱えるための私的な目的に過ぎないことを示している。安倍首相の狙いは、平和と安定を求め、発展を促そうとする現在の国際情勢に逆行している。
一国が地域・世界でリーダーシップを発揮するために実力は不可欠だが、より重要なことは世界に対する責任をまっとうすることだ。リーダーになるためには、妄言を吐き古い殻に閉じこまるのではなく、実質的な行動により威信を示す必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月2日