日本が本日より離島奪還演習を開始 狙いは中国挑発か

日本が本日より離島奪還演習を開始 狙いは中国挑発か。

タグ: 日本 離島奪還 自衛隊

発信時間: 2013-11-01 15:58:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

自衛隊は11月1日より、18日間に渡る陸海空自合同の離島奪還演習を開始し、約3万4000人の隊員が参加する。自衛隊は敵に占拠された島嶼に対して、海から兵力を投入し上陸作戦を展開するほか、仮想敵に攻撃された場合を想定した初の離島防衛演習を実施する。防衛省は軍事演習が「特定の国を対象としない」ことを強調しているが、今回の演習は釣魚島に向けられたものだと分析されている。「中国新聞網」が伝えた。

今回の上陸作戦訓練は、沖縄本島の南東に約400キロ離れた米軍の射爆場として使われている沖大東島を目標とし、艦砲射撃および戦闘機による爆撃を実施し、陸上自衛隊の上陸前の一連の流れを訓練する。防衛省の関係者は、駆逐艦とF-2戦闘機が実弾射撃を実施すると表明した。

自衛隊による単独の離島奪還演習、在日米軍との離島奪還合同演習が、近年になり頻繁化している。沖大東島の実際の環境は、釣魚島と異なっている。同島の海岸の地形はより複雑で、船舶が座礁する危険性が高いため、自衛隊の上陸戦力が試されることになる。

また今回の演習は、2009年の九州陸海空自衛隊の合同演習以来、自衛隊最大規模の演習となる。陸海空自の迅速な反応、局地的な制空・制海権奪取の能力が試され、実戦に向けた内容だ。また今回の演習では、沖縄本島と宮古島の間の海域に、地対艦ミサイルが配備される予定だ。

自衛隊の今回の演習内容は、上陸作戦、輸送訓練などとなっており、典型的な離島奪還演習だ。軍事専門家の杜文竜氏は、「日本の演習行動のすべてが、釣魚島に向けられている。陸海空自合同の大規模な兵力で、南西方面の軍事演習を実施するのはこれが初めてだ。演習全体は制海・制空権の奪取、陸上自衛隊の上陸の護衛、島の防衛を基本的な内容としている。今後いわゆる不測の事態が生じた場合、日本が釣魚島方面で展開する作戦は、今回の演習の内容と一致する」と指摘した。

日本の今回の離島奪還演習に対して、中国外交部の華春瑩報道官は、「関連国は地域内の諸国の政治・安全の相互信頼の促進、地域の平和と安全の維持に有利なことをするべきだ」と強調した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月1日

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