米日の立場は一致と強調
小野寺五典防衛相は12月1日にNHKの取材に応じた際に、「日本が外交ルートを通じて確認したところ、米国政府は中国が東中国海に設定した防空識別圏を通過する民間航空各社に対して、飛行計画を提出するよう提案したが、これを指示したことはない。ゆえに日米両国の防空識別圏に関する立場は一致する」と述べた。
日本航空と全日空の最新情報によると、日本政府の次の指示が出るまで、両社は現行の政策に基づき、中国側に防空識別圏の飛行計画を提出しないことになる。
ジョー・バイデン米副大統領は2日より、日本・中国・韓国を歴訪する予定だ。
小野寺防衛相は、「安倍首相は3日のバイデン副大統領との会談で、中国の防空識別圏について触れ、日米両国のさらなる連携を確認する」と語った。
岸田文雄外相の11月29日の発言内容によると、日米両国は「同議題について意思疎通と連絡を維持している」という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月2日