B-52が中国の防空識別圏を飛行、四つの目的を分析

B-52が中国の防空識別圏を飛行、四つの目的を分析。

タグ: 防空識別圏 B-52 

発信時間: 2013-11-27 15:52:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

B-52轰炸机(资料图)

B-52爆撃機(資料写真)

ウォール・ストリート・ジャーナル紙(ウェブ版)の26日の報道によると、米国の高官は2機のB-52爆撃機が西太平洋のグアム島を離陸し、ワシントンの現地時間25日夜7時頃に中国が東中国海に設定した防空識別圏に入ったと述べた。軍事専門家の李傑氏は人民網のインタビューに応じた際に、米国の四つの目的を分析した。

海外メディアの報道によると、同2機はグアム島の米軍基地から離陸したが、これは以前から計画されていた訓練であった。同2機には武器が搭載されておらず、戦闘機による護衛もなかった。米国防総省は先ほど、中国の防空識別圏の規定を順守せず、中国側に飛行計画を提出することもないと表明した。

李氏はこの行為に出た米国の心理と目的について、次のように分析した。

(1)中国側の反応を伺う。

(2)米軍機による偵察・巡視もしくは中国の情報を探る行動が、今後阻止される可能性に対する懸念。

(3)米国はアジア太平洋における主導権とコントロールの権利を失いたくなく、同地域でリーダーになろうとしている。

(4)同盟国、もしくは米国の手先に対して、ルールを決めるのは米国であり、中国を挑発できることを強調し、今後も米国の命令に従わせる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月27日

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