西側諸国がいかに卑劣な手段を使いアフリカと接触しているかを目にすれば、一部のアフリカ諸国が中国に対して悲観的な態度を示している理由が分かるだろう。 長年の交流を経て、アフリカ諸国は中国の善意を感じることができた。西側諸国の対アフリカ支援と最も大きく異るのは、中国がいかなる厳しい条件も付けないことだ。安倍首相の当て擦りは、中国に追い抜かれ自身を失った典型的な態度だ。
ピュー研究所の2007年の調査によると、サハラ砂漠以南の南アフリカの10カ国のうち、圧倒的多数の人が中国の経済成長は自分たちにとって有利であると回答した。ここで一言注意しておきたいことがある。中国の投資がアフリカにとって不公平、もしくは不合理的であったならば、アフリカ人にはこれを意識する知恵がある。
中国の対アフリカ支援は現地にチャンスをもたらし、巨大な輸出市場を創造した。これはアフリカにとって有利なことだ。西側諸国とアフリカの交流は、往々にして不公平な貿易を生んでいる。西側諸国の多くの関係者も、これに反対を表明している。現在一部の西側諸国は、新たな植民主義によりアフリカを植民地支配し続けようとしている。これはアフリカ諸国が絶対に反対することだ。
(筆者:オースティン・カルバ ザンビアのメディア人、専門家)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月16日