――なぜ日本の民衆の中国に対するマイナス感情がますます大きくなっているのでしょうか? 日本社会の本当の考え方はどうですか?
程 両国に最近絶えず出現している問題は、どれも日本側の挑発によるものです。例えば、釣魚島をめぐる問題のような領土紛争ですが、私が釣魚島問題の歴史的背景と中国の立場について話すと、彼らは「あなたの話にはあなたの道理があると感じる」と、聞いてくれます。しかし、彼らに中国の立場を支持させるのは無理で、この問題をめぐる日本の民衆の中には中国側とお互いに対立する一種の主張が形成されています。
日本の指導者の靖国神社参拝には、日本人にも異なった見方があります。日本のメディアによる世論調査によれば、およそ3分の1から半分以下の人がこれを支持しています。一方、かなり多くの日本人は指導者の参拝に不賛成、不支持で、歴史と戦争に対しても省察と反省をしています。あの戦争の歴史は悲惨な記憶で、多くの人は戦いを望まず、平和を望んでいます。
日本の一部過激分子の言論は極端で、極めて少数ですが声が大きく、街頭デモさえ行い、外来者を差別する言論を発表しています。