各レベルでの交流を堅持
――日本社会には中国を客観的、友好的に待遇する人々も少なくありません。いかに焦点を定めてこうした人々と良い交流をしているのでしょうか?
程 まず上層の人々、例えば国会議員です。次に、各分野の代表的人物。例えば日本各界を代表するメンバーで構成される各界ごとの友好団体です。日中経済協会は、日本の経済界のメンバーで構成され、会長と副会長は各企業のトップです。日中文化交流会のメンバーの多くは文化界の人たちで、辻井喬会長は逝去されましたが、現在の副会長は中国人がよく知っている女優の栗原小巻さんで、中国に対して非常に友好的です。これらの人士はすぐに中国の声を理解し、日本社会の上で客観的な声を強める助けになっています。第三に、末端第一線の大衆団体で、例えば日中友好協会はそのメンバーの多くは普通の民衆で、長年日中友好を堅持してきた「鉄の竿」(確固たるの意)の人々です。私たちはこうした人々を引き続き重視しなければならず、彼らを忘れてはいけません。
日本の人々の大多数は平和を望んでおり、中国との隣国関係が改善されることを望んでいます。事を起こし、挑発するのは、ほんのひと握りの右翼勢力で、これは区分する必要があります。