7月6日に開設されてから8月6日まで、中国侵略日本軍南京大虐殺殉難同胞記念館と新華網が開設した「国家公祭網」でオンライン追悼・書き込みをした人の数が165万人を超えた。
「国家公祭網」が開設されてから、国内外のネットユーザーが次々とオンライン追悼・書き込みを行った。統計によると、国内からの書き込みは160万人、米国、ドイツ、日本、ロシアなど海外からの書き込みは4万人に達した。書き込み内容をまとめると、殉難同胞を祭る、歴史を忘れないことを呼びかける、日本の右翼に対する批判、世界平和を祈るなどが多い。
「国家公祭網」の開設は注目を集めている。その背景となった1つは、2014年2月末に中国が12月13日を南京大虐殺犠牲者の国家公祭日としたことである。「国家公祭網」の朱永磊執行副編集長は、「中国の前に、世界には第二次世界大戦で犠牲になった自国民を国の名で偲ぶ国が多くある。国家公祭網は、国民がオンラインで殉難同胞を祭り、偲ぶことができる場の先駆けとなる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月7日