日本版「MI6」構築へ
日本はさらに、日本版「MI6」の設立を準備しているとされる。新たに設立される対外情報機関は、既存の機構が掌握した情報を統合し、集中的な分析を行うだけでなく、独立した情報収集能力を備えたものとなる。日本側は、英国を含む海外への人員派遣も計画しており、英国の情報機関「MI6」をモデルとして海外情報機関を設立するものと考えられる。
日本は歴史的に見ても情報国家の名にふさわしい国である。中国の急速な発展を前に、日本側は、中国の軍事や科学技術、戦略配置などの状況を知る必要性に迫られている。日本の軍事雑誌にはこれまでも、中国の海軍の実力をまとめ、中国の現役軍艦の性能と数量を詳しく評価した文章が掲載されたことがあった。公にされている資料がこれほど詳しいのを見れば、日本防衛省の鍵のかかった金庫に収められた中国の軍事情報のレベルがいかに高いかは容易に想像できる。(国防大学・李大光)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月11日