四川大地震で一人っ子を失った家族は8000以上
2011年3月末までに3761人が妊娠した。
2864人の新生児が健康に誕生。
2008年7月25日、四川省人民代表大会常務委員会は《四川大地震で家族を失った家庭に出産を認める決定》を認可、四川省の数万に及ぶ災害で子供を失ったり、子供が障害を負ったりした父母は新しい命を育むことが出来るようになった。
2008年7月、中国財政部会と国家人口計画生育委員会は計画生育再生育の専用経費として1億元を計上した。再び子供を出産養育する際にかかる検査、治療、手術などの医療費に使用され、全面的に被災者の再び子供を養育したいという願いをバックアップした。四川省もこれに上乗せして2900万元の専用経費を計上し、再生育の技術的なサービスを提供している。
統計によれば2011年3月末までに、すでに3761人が懐妊し、2864人の健康な新生児が誕生している。
この統計の背後には、国家として子供を失った家庭の悲しみに寄り添い再建させようと努力し、再生育にかけた関係者の苦労があった。これらは総じて大災害の後、子供を失った家族に医学的な立場から効果的なアプローチメカニズムのモデルとなり、災害医療の空白域を埋めるものといえよう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月6日