臭豆腐
臭豆腐はにおいが臭ければ臭いほど美味しいという。口に入れると、忘れられない独特な美味しさが広がる。漬物と一緒に食べると、外はさくさくとし、中はぱさぱさとした独特の食感を楽しめる。
52年の歴史を持つ台中の「梁婆婆臭豆腐」は有名だ。汁気の多い食感に独特のたれで、営業時間には番号札を持った人が大勢並んでいる。食べたことのある人は皆その美味しさを口をそろえて賞賛し、とりこになる。
醤油や唐辛子、おろしニンニクといった店内の全ての調味料はいずれも同店が独自に配合したもので、新鮮なだけでなく毎日油を交換しており、独特の食感は食べた人に忘れられない思い出を残す。一皿の何ということもない臭豆腐に、キュウリと漬物を和えてたれをかければ、絶妙の美味しさだ。