日本人の対中親近感20% いかに国民感情を増進するか

日本人の対中親近感20% いかに国民感情を増進するか。 日本の内閣がこのほど発表した民間調査で、中国に対して親近感を抱いている日本国民はわずか20%であることがわかった。この結果は残念でならない。どうしてこうなったのか?問題はどこにあるのか?最も根本的な原因はやはりお互いの信頼関係が欠如しているからだろう…

タグ: 日本人 対中 親近感  国民感情

発信時間: 2011-01-13 10:13:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第一に、政治的信頼関係のカギとして、正確な方向、大きな方向を堅持すること。中日間の4つの政治文書は中日関係を発展させる大きな方向を規定し、長期的な共通の利益がテーマとなっている。平和、友好、協力、ウィンウィンは大きな方向から外れないためのキーワードであり、主要路線だ。大きな方向を堅持し、政治家に大局意識を求め、歴史問題を現実化、学術問題を政治化、簡単な問題を複雑化しないよう、敏感な問題で感情的にならないようにしなければならない。

第二に、安全保障面での相互信頼のカギとして相手を敵と見なさないこと。国と国は人と人の往来や交流のようなもの、決められたルールは守らなければならない。君子は和して同ぜず、違いを認めながら共通点を求め、お互いを尊重し合うことだ。己の欲せざるところ人に施すなかれ、相手の立場に立って物事を考え、信頼を増進することだ。

第三に、人と文化の交流のカギとして理解を増進し、心を近づけること。メディアは理解を増進する重要な媒体であり、責任重大だ。心を近づけるのに特殊な役割を果たす。日本には報道の自由があり、公平を追求していると多くの日本の報道関係者は言うが、中国の同業者はこれに対し、日本の報道の自由は中国の問題を自由に拡大し、自らの問題は自由に縮小していると反発する。追求しているのは公平ではなく、実益なのだ。

責任の重さに関わらず、20%というこの数字はメディアにも関係がある。目の前のことにとらわれて公的信用を失ってはならない。1千年以上も前に鑑真和上は日本に渡り、律宗を興した。彼は何によって度重なる苦難、両眼の失明を乗り越えたのか?--信念によってだ。先人の手本、過去の経験から、中日友好は今日でも中日関係の主流であり、大勢、人心の向かうところであり、両国国民が放棄してはならない信念であると信じることができる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月13日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。