F-22より大きいJ-20 そのメリットは?

F-22より大きいJ-20 そのメリットは?。 中国の戦闘機「J20」が17日、成都飛行場で2回目の試験飛行を実施した。その写真がネット上に出回ると、J-20は米空軍の次期戦闘機F-22よりも大きいという憶測が海外の専門家の間で飛び交った。サイズは何を意味するのか?大きいほうがいいのか、それとも小さいほうがいいのか…

タグ: 4世代 ステルス 戦闘機 弾量 搭載

発信時間: 2011-04-20 16:59:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆ステルス作戦に強い大型機

第4世代ステルス機は別の要素も考慮しなければならない。それが、武器の吊り下げ方式だ。従来の翼下で吊り下げる方法だと、ステルス性能が失われることになる。そのためステルス作戦においては、機体だけでなく、吊り下げた武器もレーダーに探知されないようにしなければならない。機内弾薬庫に吊るすしかないが、そうすると武器の大きさを制約してしまう。こうした角度から見ると、機体のサイズが大きい場合、機内の弾薬庫が広くなり、より重く、射程距離の長い武器を積むことができ、高い価値、威力のある空母などの目標を遠隔攻撃するのに大いに役立つ。

◆大型機の欠点

とはいえ、大型機にも大きな問題と欠点がある。コストがかかり、研究開発・生産が技術的に難しいことだ。

例えば、米F-22の航空戦での離陸重量は27トン、エンジンには推力が約16トンのジェットエンジン2台を使用している。F-22よりも大きい第4世代機で、同じような作戦性能を求める場合、エンジンがそれより小さいわけがない。エンジンの開発が大きなネックとなるのだ。

また商業的な輸出の角度から見ると、軽い小型の航空機だとコストが安く、技術レベルが低いため、価格が安く、輸出市場でメイン製品となる可能性が高い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月20日

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