また、米日はすぐに中国の国防強化の「理由」を疑い、「現在拡充している能力にしても、軍事投入にしても防衛支援とは主張していない」と指摘する。そんなことを言う必要があるのか?米日の強大な軍事的圧力を前に、中国が国防を強化し、軍隊の近代化をしなければ、100年前の西側列強に侵略された時代にまた戻ってしまうではないか。
中国がこの道を歩むことに、米日も当然、慣れる時間がいる。以前、沖縄本島と宮古島の間の公海はほぼ米日艦艇の「専用水路」だった。そこに突然「新メンバー」が加わり、少し慣れないのも自然なことだし、理解できる。しかし米日は一を聞いて十を知る具合に、何かある度に慌てるのではなく(日本の防衛白書が潜水艇「蛟竜号」を軍事用と見なしているのがいい一例)、平常心を保つ必要がある。米日が慣れる時間が短く、スムースであることを願っている。これは中国が軍拡競争をするということではない。中国にはその意向はないし、その能力もないし、そうするほど愚かでもない。
米日が「中国脅威論」を誇張する目的は言わずと知れている。要するに、中国の発展を抑えたいのだ。中国にそれは通用しない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月8日