(二)無期懲役、有期懲役
頭を下げて罪を認める戦犯たち
中国軍事裁判で審判を受ける日本の戦犯・向井敏明(左)、野田毅(中)と田中軍吉(右)(1947年)
極東国際軍事裁判は荒木貞夫、橋本欣五郎、畑俊六ら16人を無期懲役、東郷茂徳、重光葵をそれぞれ20年と7年の有期懲役に処した。
東京裁判のほかに、マニラ、シンガポール、ヤンゴン、サイゴン、ハバロフスクなどでBC級戦犯の裁判が行われた。統計によると、連合国が提訴した日本人戦犯は計5423人、刑罰が下されたのは4226人、うち941人を死刑に処した。