◇「世界平和」を守るが旗印
戦後、日本は「平和憲法」を制定した。国家権力を利用した国際紛争解決手段としての戦争、武力威嚇、武力行使を久放棄したが、近年の経済低迷で日本の発展は阻まれ、右翼勢力が台頭し、「平和憲法」はすでにこうした勢力が日本の拡張を図る障碍となっており、そのため憲法改正の声が後を絶たない。
国際的な影響力を拡大しようと日本の自衛隊は「海賊撲滅」と「PKO支援」の旗印を高く掲げ海外に頻繁に出動している。イラクからソマリア、さらには南部のスーダンまで自衛隊の行動はどんどん拡大している。発言から行動まで、日本は「自発的な攻撃」の願いを徐々に叶えつつある。かしこいのは、「国際平和」を守るという旗印を掲げている点だ。そして、「海外出動」に続いて今度は「先手を打つ」ことを考えているようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月10日