米軍の無人機「グローバルホーク」
27日付の豪紙The Australianによると、スティーブン・スミス豪国防相はかつて、ココス諸島は米豪空軍合同基地の建設に使えるが、米豪両国は同島を初の無人機基地として計画していると明かした。
ただ、ペンタゴンがココス諸島に目をつけたのは単一の行動ではない。ワシントン・ポスト紙は、オバマ政権はダーウィン駐軍のほかに、米艦4隻の新たな配備に関するシンガポールとの協議が最終段階に入っていると発表した。さらに、フィリピンへの増兵についても協議しているほか、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイとの関係向上にも努めている。米政府関係者は東南アジア地域における一連の動向について、どの国も念頭においていないとしているが、明らかに台頭する中国を念頭においているというのがアナリストの見方だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月29日