米がインド洋の島に無人機配備検討 南中国海監視

米がインド洋の島に無人機配備検討 南中国海監視。 米国は昨年オーストラリア北部のダーウィンに海兵隊を配置すると発表したが、今回また米軍はインド洋のオーストラリア領ココス諸島に目をつけた。米ワシントン・ポスト紙によれば、南中国海を監視するため、米軍はココス諸島への無人機配備を検討しているという…

タグ: インド洋 オーストラリア 無人機 南中国海

発信時間: 2012-03-29 10:25:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 

米国は昨年オーストラリア北部のダーウィンに海兵隊を配置すると発表したが、今回また米軍はインド洋のオーストラリア領ココス諸島に目をつけた。米ワシントン・ポスト紙によれば、南中国海を監視するため、米軍はココス諸島への無人機配備を検討しているという。

27日付の同紙によると、米国とオーストラリアの政府関係者は、両国はココス諸島への無人機配備や米海軍のオーストラリア港湾の出入りに便宜を提供するなど互いの軍事関係をさらに拡大する方向で検討している。

米国は現在、インド南端から約1600キロ離れた英領ディエゴガルシア島を租借し、海軍と空軍の合同基地を建設。ただ租借期間は2016年までで、米側が租借を継続できるかは定かではない。そのため米政府はディエゴガルシア島東部のココス諸島に視線を移そうとしている。

ココス諸島はオーストラリアとスリランカの間のインド洋海域に位置する、オーストラリアの海外領土で、2つの大きな環状の珊瑚島からなる。ただ米豪の政府関係者はいずれも、同島は南中国海の監視ができるため、米軍偵察機と無人機「グローバルホーク」を配備するのに理想的な場所だとの認識を示す。

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