中国最大の海洋石油・ガス生産企業の最新報告によると、南中国海の石油・ガス埋蔵量はこれまでの推定規模をはるかに上回ることがわかった。同地域は世界一のエネルギー消費国である中国の極めて重要な供給源になる。英紙「フィナンシャル・タイムズ」のウェブサイトがは9日伝えた。
北京で開催されている中国共産党第18回全国代表大会の会議の合間に、国営エネルギー企業の中国海洋石油総公司(CNOOC)の王宜林会長は南中国海の資源の推定量を初めて明かし、石油と天然ガスの推定埋蔵量はそれぞれ170億トンと14兆立方メートルに上ると話した。
経済の視点から言えば、これらのエネルギーのうち採掘できるのはわずか一部だが、アナリストは、同地域の資源量によって中国の石油・ガス埋蔵量はいずれ倍増すると見ている。
“海洋强国”战略提升中国海上实力
【英国《金融时报》网站11月9日报道】
中国最大的海上油气生产商最新披露的估计结果显示,南中国海的油气储量要远远超过之前所认为的数字。这使这一区域成为这个世界最大能源用户未来一个至关重要的能源来源。
在北京召开的中共十八大会议间隙,国有的能源集团中国海洋石油总公司董事长王宜林9日首次透露了对南中国海资源的估计结果,称该区域可能的石油和天然气储量分别达到170亿吨和14万亿立方米。
虽然从经济角度看这些能源中只有一部分是可开采的,但分析人士认为,这一储量水平有朝一日能使中国目前的油气探明储量增加一倍。