◇解放軍院士、林俊徳氏の功績
人生の最後の3日間、75歳の科学者・林俊徳氏は死神と一分一秒を争う戦いを繰り広げていた。林氏はパソコンの資料を整理し、論文を添削し、科学研究課題の引継ぎを行った。死後のことについて、林氏は「馬蘭基地に埋めて欲しい」とだけ言い残した。林氏は爆発力学と核実験の専門家で、ゴビ砂漠で52年間働き、中国のすべての核実験に参与した。
林氏の感動的な功績は、ネット上で活発な反応を引き起こした。ネットユーザーは、林氏が最期の瞬間まで国に貢献した功績を高く評価し、林氏の「価値のない10日より価値ある1日の方が重要だ」、「一生で一つのことに取り組むことができ、満足している」等の言葉がネット流行語となった。