中国メディアの「脱米国化」、米国を焦りの只中へ

中国メディアの「脱米国化」、米国を焦りの只中へ。

タグ: 中国 脱米国 

発信時間: 2013-10-16 14:41:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨日、米国の各メディアの編集者は、中国公式メディアの「偽りに満ちた国が他国の運命を支配する恐るべき日々は、終わりを告げられなければならない。米国政府の膠着状態は、この愚かな世界が脱米国化を検討し始めるチャンスかもしれない」という報道を受け大わらわになった。「環球時報」が伝えた。

ある人は「中国は他国の弱みに付け入り、債務危機を利用し世界に対して、米国の命令を聞くなと警告を発した」と批判し、ある人は米国に冷静になるよう促し、「中国側は口にしているだけで、米国に代わるつもりはない」と述べた。

一つの社説がなぜ米国メディアをこれほど敏感にさせたのか。ワシントン・ポスト紙は、「同社説は米国人の、『我々(米国)が世界を失望させ、中国が我々の代わりになる』という、最も敏感な焦燥を言い当てた」と指摘した。同社説は中国政府とエリートの米国に対する真の憤りを反映していると指摘する声もあった。

冷戦終了後、「脱米国化」の考えは、世界各地の人間が思い浮かべたものだ。この考えは近年、「国際社会の新秩序を構築する」という形で国際舞台に姿を現している。しかし現在に至るまで、それは国際社会によって真の意味で実践されていない。

中国人学者の金燦栄氏は、「脱米国化という短い四文字に、各国の米国に対する友好と憎しみがまざった複雑な気持ちが込められている。各国は米国による秩序安定から利益を受けながら、米国の見せる自己中心的なやり方と悪行に反感を持っているのだ」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月16日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。