1980年には、世界GDPにおける中国のシェアは2.3%、米国は21.8%だった。2014年になると、購買力平価で計算すると、中国のシェアは米国を抜いた。2017年には、中国のシェアは18.3%に高まり、米国の15.3%を大きく上回った。米国から見れば、おもしろくない図だろう。米国の指導部が懸念し、中国を猛烈に攻撃し、なんとかして自らの衰退を遅らせようとしているのもおかしくない。
中国は現在、東南アジアやアフリカ、中央アジアの国々との関係を深めている。中国は、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)やアジアインフラ投資銀行などの各種プラットフォームを通じて自らの影響力を拡大しようとしている。これらはいずれも中国の影響力が日増しに高まっていることの証と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月28日