突然の状況への対応は任重くして道遠し
新幹線を運行して何年も経つ日本でも、突然の事故が起きた際に適切な対応をし、乗客に完璧なサービスを提供するというのは決して容易なことではない。北海道で今年5月、特急列車がトンネル内で脱線・炎上するという事故があり、運転士と乗務員が乗客を直ちに誘導できず、危うく大事故になるところだった。日本の国内メディアは今もこれを忘れていない。
最後に、高速技術を何年も研究し、各国の状況を熟知している王教授は、「このような突然の状況にいかに適切かつ迅速に対応するかは、世界全ての国の高速鉄道の最重要課題で、その任務は重く行くべき道は遠い」としみじみ語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月13日