日本人留学生、初の「中日友好協会賞」を受賞

タグ: 中国語作文コンクール 中日友好協会賞

発信時間: 2010-04-20 09:42:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
井頓泉副会長と福森亜希さん(中央)、段躍中所長の記念写真。日本僑報社提供

「日本僑報」によると、4月16日午後、井頓泉中国人民対外友好協会副会長兼中日友好協会副会長は、北京にて段躍中日本僑報社編集長・日中交流研究所所長一行の表敬訪問を受け、また同社が主催する第5回日本人の中国語作文コンクールで一等賞を受賞した福森亜希さんに初の「中日友好協会賞」を贈った。

16日午後2時、井頓泉副会長は中日友好協会本部の貴賓室にて段躍中所長一行の訪問を受け、中日両国で開催されている作文コンクールに関する報告に耳を傾けた。段躍中所長の報告によると、2005年から開始した中日作文コンクールは日中両国大使館、日本の日中友好7団体、人民日報社人民網等の支持のもと、5回の開催があった。毎回応募作品は日中合わせて約2000編ほどになり、日中両国によい影響をもたらし、日中民間交流への新しい風となった。特に過去の受賞作品集の中で、日中両国の人々、特に若者の心の底からの思いが記されており、相互理解を促進する役割を果たした。

第5回から、中日友好協会は中日作文コンクールの支援団体として、日本人の中国語作文コンクールに 「中日友好協会賞」を設け、また同時に井頓泉副会長が中日作文コンクールの顧問に就任した。第5回日本人の中国語作文コンクールにおいて36名の優秀賞受賞者が決定してから、主催者と中日友好協会は初の「中日友好協会賞」授与者の選考を行い、コンクールにて一等賞を受賞した、現在清華大学に留学している漢語進修生、福森亜希さんへ「中日友好協会賞」を贈ることを決定した。彼女は1983年生まれ、京都出身、2006年に日本の立命館大学経営学部を卒業してから阪急阪神百貨店にて勤務した後、2009年2月から清華大学にて中国語を学んでいる。

福森亜希さんは「私の願い」と題した中国語文章の中で、北京での留学生活を通しての経験や、留学生活を通じて思っていたより多くの中国人が日本に好感や興味を持ってくれていることを感じたと述べている。また同時に日本に滞在している中国人に対して期待することも述べ、両国の懸け橋となり、中日間のつながりを一層強めていくのに努力していこうと呼びかけている。

井頓泉副会長は福森亜希さんはじめ全ての参加者に対して、今後も引き続き中国語に磨きをかけ、中日友好へより大きな貢献となるよう励ましの言葉をかけた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月20日

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