段躍中氏に聞く:「東京のチャイナタウン」にある漢語角

段躍中氏に聞く:「東京のチャイナタウン」にある漢語角。 「漢語角」の創立経緯や日本での中国語学習の現状などについて、「チャイナネット」が段躍中所長に話を伺った…

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発信時間: 2011-03-09 16:18:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「漢語角」が続けられる魅力とは?

「漢語角」は室外で行われるが、風が強く寒い冬の日にも20人ぐらいが情熱を持って集まってくる。「漢語角」が長く続けられる魅力はいったいどこにあるのか、という問いに対し段所長は次のように語る。「まずは参加自由であることです。申し込みがいらず、遅刻しても早く帰っても大丈夫です。また、参加費もなく、無料で中国の『生』の情報がもらえるのです」

「漢語角」三周年写真展(2010年8月8日)

段所長はキャノンに勤務する山崎学さん夫妻の例を挙げた。山崎学さんはキャノンの中国支社で働いたことがあり、日本に帰ってから中国関係の仕事を担当しなくなったが、中国語の勉強には変わらず熱心に取り組んでいた。時間があまりなく、定期的な中国語講座にしばられたくないため、2010年のイギリス赴任まで、彼ら夫妻にとって「漢語角」は中国語が練習できる場所で、よく参加してくれた。このように、「漢語角」参加者は、職業を見ると日本の大手企業の社員や外交官も少なくなく、年齢を見ると、20代の人もいれば、最年長者は87歳だ。

また、若い参加者にとって、「漢語角」は自分の腕を発揮し、磨く場にもなっている。撮影の専門学校2年生の関賢一郎さんは、ほぼ毎週「漢語角」に参加し、ボランティアで写真を撮っている。彼は一年かけ、「漢語角」や池袋にある華人が経営する店を撮影し、それを通して華人社会の変化をとらえようとしている。上手に撮れているため、新華社に連絡員としてイベントの撮影の手伝いを頼まれたりもしている。このように、「漢語角」は関賢一郎さんのような若い人たちの活躍の場になっている。

中国語を学ぶきっかけ

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