中国語を学ぶきっかけ
2011年第1回(総171回)「漢語角」
中国の経済力の成長にともない、日本人にとって中国の存在感は強くなり、中国語を学ぶ人も増えている。人数について正確な統計はまだないが、段所長は、「200万人という説があります。去る1月9日に日本全国中国語スピーチコンテストに参加した際、ある先生は100万人だと言いました。日本には大学が700校もあり、ほとんどの大学に中国語の学習者がいるし、卒業生も含めれば100万人にはなると思いますよ」と話す。
中国語学習のきっかけも大体2種類に分かれている。すなわち、若い人たちは就職や留学を考慮したため、中高年の人たちは趣味や教養で習う人が多い。「漢語角」の参加者の中に、20年以上も中国語を勉強し続けている年配の女性もいる。「上手に話せなくても、彼女自身の言葉で話せば、頭を鍛えてぼけを防止できると思います」と段所長は語る。
見通し:「漢語角」を中国のパブリック・ディプロマシーの場に