経済復興のカギは中国にあり
中国国家統計局が4月に発表したデータによると、2011年中国第1四半期のGDP成長率は9.7%である。一方、日本のGDPは下降し続けており、両国の差はますます拡大している。
日本の世論は、震災後の回復を目指す日本経済にとって、中国は重要なパートナーであるとしている。日本は4月末に開かれた第8回中日韓経済貿易大臣会合において、経済貿易協力関係を強化し、日本経済に外部からの刺激を導入しようとの考えを明らかにした。元朝日新聞社主筆の船橋洋一氏は18日、英紙ファイナンシャルタイムズに寄稿し、「日本経済が回復するためには、中国に接近することが必要だ」と述べた。第二次世界大戦後の経済回復にはアメリカの力が必要だったが、現在は、中国の力が必要となっている。日本のあるメディアも、「日中はライバル関係にあるが、日本経済にとって最大の市場は、中国を中心とするアジア市場である。日本が苦境を脱するためには、中国との協力関係を築かなければならない」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月23日