アメリカ物理学会は、ホームページでこのほど、日本防衛省と提携し、世界初のボール型飛行ロボットを開発していることを公表した。サッカーボールサイズのこのロボットは、毎時64キロのスピードで飛行し、廊下など安定した場所なら空中で浮遊することもできるという。中国質量報が伝えた。
このロボットは8枚羽根のプロペラにより飛行し、バランス、飛行方向を制御する。重いものは乗せられないが、内部にカメラ一台とセンサーの取り付けができる十分なスペースがある。
今のところ、このロボットにはオート機能は備わっていないが、将来的には知能化も期待できそうだ。墜落したり、玩具として乱暴に投げられたりした場合、このロボットは回転して衝撃エネルギーを吸収し、損傷を最小限に止める。壁面や壁面に取り付けられた装置、室内にいる人間に当たった場合も、同様に自分で防御できるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月7日