一部参加者による記念写真。日本僑報社提供
日本僑報社の創設した星期日漢語角(日曜中国語コーナー)は8月7日に東京西池袋公園で第200回の交流会を開催し、日中両国の友人約60人が集まり設立四周年を祝った。
この日の記念交流会は、漢語角事務局長の中村洋一氏が司会を務め、NPO法人日中交流支援機構事務局長の岩楯嘉之氏が冒頭に挨拶をし、漢語角創立者で日本僑報社編集長兼日本湖南人会長の段躍中氏が漢語角4年の歩みを報告した。
4年前の8月5日、日本初の漢語角は東京西池袋公園で誕生、以来晴雨にかかわらず決行し、200回の交流活動を続けてきた。これまで活動に参加した人数は6000人を超える。漢語角はすでに中日民間交流の重要な窓口となっており、民間交流のブランドとしても名を馳せるようになった。段躍中氏は中国駐日大使館の程永華大使が書いた「漢語角」の色紙と、中国人民日報、日本経済新聞など、主なメディアで報道された記事を紹介した。
続いて、これまでに何度も漢語角に参加し、中国語学習歴30年、今年90歳になる松原さんの書いた中国語の祝辞を紹介、大きな拍手をもらった。また、福井県鯖江市の中国語学習団体代表者である服部聡美氏は、わざわざ福井から東京に駆けつけ、みんなと一緒に漢語角四周年の喜びを分かち合った。聞くところによると、福井漢語角は年内に発足する予定だそうだ。そして、この漢語角に連続150回近く参加された古澤聡氏も挨拶をし、漢語角への感謝を述べた。
また、会場には漢語角4年間の思い出の写真も回覧され、中日両国の書家が書いた「漢語角」の書も紹介された。
さらに、漢語角運営委員の石小寧氏が司会を務めた「中国通」豆知識決勝戦が行われ、日本人と中国人留学生でチームを構成し、クイズは大いに盛り上がり、記念交流会は大盛況であった。
NHK、中国語ジャーナル、中国新聞社東京支局の記者も出席し、参加者たちと積極的な交流を行っていた。
東京漢語角は2007年8月5日に創設、毎週日曜午後に、中国に関心を持つ日本人と在日中国人が、東京西池袋公園に集まり、中国語を中心に交流会を行って来た。近年では、漢語角浦和支部(浦和漢語角)、小平支部(小平漢語角)、広島支部(広島漢語角)、鹿嶋支部(鹿嶋漢語角)、横浜支部(横浜漢語角)など5つの地方漢語角が、NPO法人日中交流支援機構、日本湖南人会などの団体の支援を受け発足、全国への広がりをみせている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月8日