3・11から半年 原発事故の収束、見通し立たず

3・11から半年 原発事故の収束、見通し立たず。 今年3月11日に起こった東日本大震災から半年が経過した。地震・津波被害により冷却機能を失い、無残な姿に変わり果てた福島第一原発では、復旧に向けた作業が今も全力で行われているが、一体いつになれば収束するのか、今の時点では見通しは立っていない…

タグ: 地震 原発事故 汚染水 福島 土壌 放射

発信時間: 2011-09-14 10:10:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

福島県の土壌、放射性セシウム濃度暫定基準値超え

9月2日、野田佳彦新首相は組閣を終えた後の記者会見において、「東日本大震災の復興と東京電力福島第一原発事故の収束」を「最優先の課題」と位置づけている。また福島県を視察に訪れた9月8日には「福島の再生に、国を挙げて一丸となって後押ししていきたい」と強調している。

だが原発事故対応はかなりの長期戦になると見込まれている。福島第一原発から半径100キロメートル圏内の土壌の汚染度を調べた初の放射能(セシウム)土壌汚染マップが文部科学省から8月末に公表された。この地図は福島県全域および茨城県、宮城県などの近隣地域が含まれており、放射性セシウム濃度が暫定基準値を超す地点が数カ所はっきりと示されている。

また、原発事故により放射性物質に汚染された地域のうち、年間の被ばく線量が200ミリシーベルトと推定される場所では、避難している住民が帰宅できるレベルにまで線量が下がるには20年以上かかる可能性があると試算されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月14日

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