私の出会った日本人⑳後藤雄三:環境保護・新エネルギーの可能性と困惑

私の出会った日本人⑳後藤雄三:環境保護・新エネルギーの可能性と困惑。 都市設計の段階にある現在の中国、多くのプロジェクトが素晴らしいプレゼンテーションとともに提案されている。打ち合わせにやってくる中国人担当者の話を聞けばその可能性に心躍らされることもしばしばだ。しかし中国の技術力だけでその計画を進めるのと、日本の技術を導入するのとでは大きな差が出てくるだろう…

タグ: 環境 保護 新エネルギー 日本人 都市 設計

発信時間: 2011-10-22 09:33:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国側の責任者が一体誰なのか、わからないことも多々あります」

後藤さんは続けた。

新語“スマートシティ”は経済と関連づけて語られることが多い。そして基本的に政府部門のすべてが絡んだプロジェクトとなる。市長や地方の発展改革委員会が一斉に発言するものだから、一体どの部門の誰が実際の担当者なのかわからないということが頻発するとのこと。

後藤さんは経済産業省出身だ。

「同じようなことが日本の政府部門でも起きていました」

後藤さんがこうした事情を理解しているにせよ、中国のそれはさらに複雑な構造であり、対応は非常に難しいだろう。

環境保護、新エネルギー、そしてスマートシティ、中国での商機は拡大の一途だ。しかし一方で、後藤さんは今日も頭を抱えている。

「Billion Beats 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー」より

コラムニスト・陳言 「日本スケッチ」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月22日

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