1998年のワールドカップで日本は3線3敗して敗退後、ブラジルに学ぶ決意をする。同年、英国人のホートンが中国の監督となり、日本を敗ったことがある。その後、英式、ユーゴスラビア式、オランダ式、韓国式、スペイン式など様々なスタイルの変遷を経て今だ型が定まっていない中国は対日本戦で痛快に勝利していない。04年のアジアカップの決勝戦が中国と日本の最後の対等な対決となった。残念ながら中国は最終的に敗れたが。
今の日本はディフェンスでも細かいテクニックをもつが、中国は技術が粗いことで知られる。「キャプテン翼」に出てくるバナナシュート、タイガーショット、世界一の夢はかつて笑いの種だったが、そのフィクションが今では現実味を帯びてきている。南アフリカのワールドカップで日本の遠藤保仁、本田圭佑両選手はフリーキックでデンマークからゴールを奪い、世界にその実力を示した。一方、中国はフィクションの肖俊光から遠のき、いまやヨルダンなどアジアの二流、三流チームでさえ勝てない。
世界第一のスポーツとされるサッカーの魅力は尽きることがない。ナショナルチームのレベルがどんなに低くても人々はサッカーへの思いを断つことはできない。第7回全国都市運動会のU18サッカーリーグがまもなく終了する。業界関係者やファン、社会はサッカー場の少ない現状、サッカー人口の減少、利益追求化、八百長試合や賭け事といった問題解決策を考えている時、バルセロナの主力になった大空翼はどんな活躍をするのだろうか?
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月24日