中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者

中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者。

タグ: 大震災 被災地 取材 中国人記者

発信時間: 2011-12-27 10:51:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

写真:女川町の海岸に残る、津波に破壊された建築

 

抽選によって仮設住宅に住むことになった74歳の吉野嘉明さんとその妻、吉野敬子さんを訪ねた。地震と津波が起きた日、彼らは付近にある女川原発の高台に緊急避難した。津波は最初、高さ5~6メートルぐらいに過ぎなかった。すぐに十数メートルに達し、最後には彼らののど元までに達した。

当時の恐ろしい情景を語ると、今でも恐怖がこみ上げてくるという。

「私たちと一緒に避難してきた人の中で多くの人が一瞬にして津波に巻き込まれ、最後に残ったのは5、6人でした」と彼らは言う。話す敬子さんの目には涙があふれていた。

吉野嘉明さんによると、妻の弟も津波に巻き込まれ、遺体すら見つかっていないと記者に語った。そしてそのことを話すのは、妻にとって重荷なのだと付け加えた。

 

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