中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者

中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者。

タグ: 大震災 被災地 取材 中国人記者

発信時間: 2011-12-27 10:51:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

東日本大震災のときに多くの中国研修生を救い、身代わりとなった義士、佐藤充さんも女川町の人だ。

当時の佐藤充さんは佐藤水産株式会社の専務だった。3月11日に震災が発生したとき、佐藤充さんは20名の中国研修生を高台に避難させたが、不幸にも自分は津波にのみ込まれてしまった。享年55歳。

中国では、佐藤充さんが身代わりになって研修生を救ったことを中日友好の象徴ととらえ、メディアで大きく報じられた。温家宝総理が日本の被災地を訪問した際も、佐藤さんの義挙を賛美した。

今回の女川町での取材でも、佐藤充さんの死を心から惜しむ声をよく聞いた。一か月前に女川町町長に当選したばかりの須藤善明氏もその一人だ。わずか39歳の町長は、第一印象も若々しく精力的な感じだ。

 

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