中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者

中国人記者、震災被災地を再び取材--(2)離別の痛み 気丈な生存者。

タグ: 大震災 被災地 取材 中国人記者

発信時間: 2011-12-27 10:51:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

写真:女川町の海岸に残る、津波に破壊された建築

 

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、クーラーなど家庭用電気製品一式が付いた仮設住宅も少なくない。しかしそれらがみな、約10平米しかない場所に押し込められている。

夫婦が生き残り、二人で生活できていることは何よりだが、暮らしはとても不便だと吉野嘉明さんは言う。特に買い物や病院までが遠いことが難儀だという。

「また地震や津波があれば、こんな薄っぺらな仮設住宅など吹っ飛んでしまう」と老夫婦は心配する。

「いつまでここに住まなければならないのか。先のことは分からない。新年を準備する気にもなれない」と遠くを見ながら吉野さんは言った。

 

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