6日午後、須藤町長に取材した際、佐藤充さんのことが話題に上ると、町長は「残念だ」と嘆息した。
「佐藤さんは地元でも優秀な方でした。もし彼が生きていたら、町長になったのは彼でしょう」と言う。佐藤充さんの同業者であり、同様に漁業に従事する女川魚市場会社の専務取締役、加藤実さんも、佐藤充さんの死を悼む。
佐藤さんという、誰からも愛される人がこのような形で世を去ってしまうなんて、本当に惜しいことだと言う。「私はいつも仲良くさせてもらっていました。佐藤さんは漁業経営のやり手だったし、早稲田大学卒業のエリートだったし、英語も流暢でね。才能のある人だったので、本当にもったいないことです」と語った。 (続く)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月27日