日印合同軍事演習の戦略的思考

日印合同軍事演習の戦略的思考。 日本とインドは今年下半期に合同軍事演習を初めて行う。両海軍はアジア太平洋地域においてトップクラスで知られるが、これまで地理的、伝統的に接触がなかった。双方は「海上交通の安全確保」というテーマを慎重に選択し、公海を突破口とし、軍事的影響を徐々に拡大していくねらいだ…

タグ: 日本 インド 軍事演習 武器 輸入 アジア

発信時間: 2012-05-07 15:52:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(3)アジア太平洋地域の新たな軍事・安全保障構造において有利な地位を確保。

冷戦時代は欧州地域が米国の世界戦略の重心だった。米国のアジア太平洋地域における軍事構造はより多くが、米国の欧州に構築した軍事構造に従ったものだ。米国の世界戦略の重心がアジア太平洋に移るに従い、アジア太平洋の軍事構造は構造的調整に直面している。実際、日印両国と米国との軍事関係に新たな変化が生じている。日米の軍事関係は冷戦時代の主従関係からパートナーシップに変化しつつあり、インド最大の武器供給国はロシアに代わって米国になる可能性がある。日印両国は米国主導の多国間合同軍事演習のほかに、2国間軍事演習も実施し、そこで軍事力を示し、各自の権威を高め、再調整後のアジア太平洋の新たな軍事構造において有利な地位を確保しようとしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月7日

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