米海軍の攻撃型原子力潜水艦「ノースカロライナ」、インドのミサイル駆逐艦「ラナ」と補給艦「シャクティ」に続き、日本の海上自衛隊の練習艦3隻がフィリピンに到着した。
各種軍事交流活動を公開したがっているフィリピンに対し、日本は今回の練習艦の訪問に関するコメントを控えている。フィリピン外務省は、40メートル型巡視艇10隻とそれより大型の巡視艇少なくとも2隻を含む12~13隻の巡視船を日本政府が同国に供与する可能性を明らかにした。
現在公開されているフィリピンへの海上巡視艇10隻の供与と海上自衛隊の練習艦3隻のフィリピン訪問に関する情報に対し、日本のメディアと社会各界は非常に慎重な態度を示している。インターネットで検索すると、この2つの情報はフィリピン側が発表したものばかりで、日本の大小メディアや日本政府はこれについて何の報告や見解も示さず、集団で沈黙を通している。
日本がこの2つの問題に関してはばかるところがあり、南中国海問題における一部の行動を公に認めたくないとすれば、今月26日に閉幕したばかりの日本政府主導の第6回太平洋・島サミットは日本の目的はあまりに明確だった。
日本の多くの主流メディアは、今回のサミットは米国が初めて出席と伝え、日本は各太平洋島嶼国への経済援助を通じて、日米同盟および日本と太平洋の島国との間の防衛交流を含む関係を強化し、近年海上での軍事行動を活発化させ、太平洋の島国への影響力を強める中国に対抗したいと考えだと報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月30日