◇新防衛相の手腕
民間出身の森本防衛相の就任から約2週間が経つが、外交・防衛問題のスペシャリストとして、余裕を持って国会答弁に臨んでいる。しかしながら、米軍の普天間飛行場へのオスプレイ配備計画は、墜落事故を受け膠着状態に陥っている。森本防衛相は就任後間もなく、試練に立たされている。
森本防衛相はオスプレイ配備を主張している。外交・防衛問題のスペシャリストの森本防衛相は、「米軍海兵隊による抑止力の強化は、わが国にとって不利にならない」と発言し、日米軍事同盟の深化を主張している。
日本政府の関係者は、「森本防衛相は外交安全保障に関する豊富な知識を持っているが、オスプレイ配備問題の解決については、相手を説得する政治的な頭脳を持っていない」と指摘した。民間出身であるがゆえの不足を克服できるか、森本防衛相の手腕が試される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月19日