日米首脳会談 解決困難な2つの相違

日米首脳会談 解決困難な2つの相違。 日本国内には、今回の訪米で国内の政界における野田首相の「威信」が拡大するが、両国関係に「プラス」となるか、日米間の相違を解消できるかについては疑問の声がある。日米関係のカギは、経済政策と安全保障政策での日本の対応、例えば普天間基地問題で両国の協力が強化できるかにある…

タグ: 日米首脳会談 TPP 普天間 

発信時間: 2012-05-02 11:40:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

オバマ米大統領は先月30日、ホワイトハウスで日本の野田佳彦首相と会談した。

日本の首相が米国を公式訪問するのは3年ぶり。日米両国は普天間基地問題と環太平洋経済連携協定(TPP)参加で相違があり、今回の訪問で日米同盟の深化を図るのは難しいだろう。

◇アジア太平洋地域における主導的役割を共同で模索

日米の同盟関係深化にはそれぞれ思惑がある。現在、「アジア回帰」戦略を推進しているオバマ政権は日本を信頼できるパートナーとみなし、日本が積極的な役割を果たし、特に安全保障方面で「責任」を分担するのを期待している。それは米国の財政赤字が深刻で国防費を削減せざるを得ないからだ。野田首相とオバマ大統領は会談後、米国の新軍事戦略にも一致する「動的防衛協力」を展開することを明らかにした。また、米国は現在経済回復の手段を模索しており、これが日米の経済貿易協力の強化を促すだろう。

一方の日本は、米国との防衛協力強化を通じてアジア太平洋地域の問題で米国と主導的役割を発揮したい考えだ。玄葉光一郎外相は、「日米同盟が効果的、効率的、創造的な協力を展開することがアジア太平洋地域のために極めて重要である」と述べた。

◇2つの難題が未解決

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