東アジアの両雄 中日は「一山二虎」の苦境を脱せるか

東アジアの両雄 中日は「一山二虎」の苦境を脱せるか。 中日双方は、両国関係の改善が相互利益につながり、その悪化が両国に損失をもたらすことを意識している。21世紀になり、一つの山に二頭の虎が住めるようになった。中日関係が「一山二虎」の苦境を脱する上で、両国は初めに歴史問題を解決する必要がある…

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発信時間: 2012-07-06 13:46:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日双方は、両国関係の改善が相互利益につながり、その悪化が両国に損失をもたらすことを意識している。東中国海を巡る争いから現在まで、一部のメディアによる喧伝を受けながらも、両国関係の断絶には至っていない。今年は中日国交正常化40周年で、両国の関係者は友好の促進と相互信頼の強化を願っている。中日は5月、東中国海の危機管理および安全提携に関する、初の「中日海洋安全保障協議」を開いた。玄葉光一郎外務相はこのほど、中日米による対話枠組みの構築を再提案し、中日のアジア地区における共存共栄に含みを残した。

21世紀になり、一つの山に二頭の虎が住めるようになった。中日関係が「一山二虎」の苦境を脱する上で、両国は初めに歴史問題を解決する必要がある。上述した世論調査のうち、中国の回答者の8割弱は日本のマイナスイメージについて、第二次世界大戦時の日本軍による侵略・暴行を挙げた。日本政府が歴史の真相を無視する限り、中国人は歴史により残された傷をぬぐい去ることができず、中日関係に不確定要素が残されることになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月6日

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