釣魚島問題で日本に「妥協」の動き 中国が主動的な立場に

釣魚島問題で日本に「妥協」の動き 中国が主動的な立場に。 日本のいわゆる「妥協」は単なる姿勢にすぎないが、現在の中日関係にとっては重要な動向である。これは中国に有利に働き、日本の好き勝手な行動をやめさせ、中国は受け身の状態から主動的な立場に回ることができる…

タグ: 釣魚島 日本 妥協

発信時間: 2012-10-11 11:33:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

3. 今回の対立は日本に深い教訓を与えた。日本は現在の中国はばかにできないことをよくわかっており、近年強めてきた中国に対する挑発は転換点に達した可能性が高い。日本社会で中国が挑発に強く反撃するとの見方が強まり、日本はよく考えて行動するようになるだろう。

当然、中国に釣魚島問題をすぐに解決する能力はない。中国の軍事力を含む実力はまだ釣魚島周辺の広い海域で圧倒的優位に立てるほど強くない。また、島嶼を防衛するほかに全面的な台頭という別の使命もあり、現在の総合的な実力ではこの2つの任務を並行させてやり遂げることはできない。しかしこの2つは中国にとって欠かせないものである。

一方、今回の対立で、中国は釣魚島問題においてある程度の主導権を握ることもできた。日本の「妥協」の姿勢に対し、中国は落ち着いた態度をとり、「妥協」の程度に応じてその影響と連動させることができる。短期的な効果はそれほど重要ではない。長期的に見て、日本が中国に対してある程度妥協することは避けられないと中国はよくわかっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月11日

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