中日韓FTA交渉再開 アジアに追い風 米国を牽制

中日韓FTA交渉再開 アジアに追い風 米国を牽制。

タグ: 日中韓FTA 日中韓自由貿易協定 石原 日本経済 日中関係 TPP 

発信時間: 2012-11-23 16:34:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国商務部の公式ホームページで20日、カンボジアのプノンペンで開催されている東アジア首脳会議の開催期間中、中日韓三国の経済貿易担当大臣が会談し、中日韓自由貿易協定(FTA)についての交渉開始を宣言したことがわかった。すでに10年間、17回の大臣級会議を経てきた中日韓自由貿易協定(FTA)についての交渉はついに正式に始まることになる。

中日韓自由貿易協定(FTA)が成立すると、世界のGDPの20%超を占め、東アジアGDPの90%超、15.2億人の消費者を擁する巨大経済圏が形成される。

中国は既に日本と韓国にとって最大の貿易相手国だが、三国間にはまだかなりの貿易障壁が存在している。三国間の貿易総額はその対外貿易総額のほんの11%にすぎず、まだ巨大な潜在力を秘めている。

産・官・学の三分野の専門家によれば、中日韓三国の自由貿易区が成立した場合の収益は、どの二国間自由貿易によるものにも勝ると予測されている。中国商務部国際貿易経済合作研究院と日本の野村證券の川崎研一氏の予測では、FTAが成立すると中国のGDPは1.1%から2.9%、日本は0.74%前後、韓国も2.5%から3.1%成長すると示唆されている。

中日韓自由貿易協定(FTA)が三国の経済にプラスに働き、三国の国民の福祉に大きな利点があるといっても、領土紛争や国民感情、政治上の相互信頼不足、歴史問題などよく知られている理由により、中日韓自由貿易協定の構築には十数年がかかり、現在も達成にはまだ生易しい状態にはない。

 

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