南鳥島沖のレアアース発見 昨年の報道を繰り返し誇張

南鳥島沖のレアアース発見 昨年の報道を繰り返し誇張。

タグ: 南鳥島沖 レアアース 誇張

発信時間: 2013-04-09 13:50:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

南鳥島沖で大量のレアアースが発見されたという情報について、中国希土学会専門家チームの徐広堯副チーム長は記者に対して、「本件は誇張であり、中国レアアース産業への打撃を意図するものだ」と指摘した。

徐氏は、「海底からのレアアース採掘はコストが高く付き、短期間内に実現は困難だ。世界のレアアース資源は主に、米国、オーストラリア、インド、ロシア、カザフスタンなどの国家に分布している」と述べた。

アモイ大学中国エネルギー経済研究センターの林伯強主任は、「本件が真実か否かはさておき、現段階で中国のレアアース産業に与える影響は大きくない」と語った。

報道によると、日本は南鳥島沖の海底で、高濃度のレアアースを含む泥の存在を確認した。日本によると、これらの資源は日本の230年分の消費を賄え、その濃度は中国の約20倍に相当するという。

しかし本件は昨年の時点でも報道されており、古い情報を繰り返し伝えているにすぎない。日本メディアは昨年6月、南鳥島沖の海底に大量のレアアースが存在し、泥の堆積範囲が1000平方キロメートルを超え、約680万トンのレアアース(日本国内の230年の消費量)を含む可能性があると伝えた。しかしこの報道は、レアアース採掘には多くの技術的な難題が存在するとした。

 

1   2    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。