(一)米国が日本に引きずられ、日本と共に釣魚島問題で中国と軍事対抗する。その結果、中国と米国の対立により、日本の右翼が利益を得る。
(二)米国は日本の右翼の「核保有」の主張に脅かされ、重大問題で日本に譲歩・肩入れせざるを得ず、日米同盟の主導権を失うことになる。
(三)日本の右翼政権に対する許容ラインが米国社会と良知による制限を受け、日本の政治の右翼化をけん制する。日米同盟の政治的なすれ違い、歴史観・戦争観を巡る価値観の摩擦が不可避になる。(劉江永:清華大学現代国際関係研究院副院長)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月21日