写真:P-3C対潜哨戒機、日本の空からの対潜能力の支柱
防衛省は19日、海上自衛隊のP-3C対潜哨戒機が同日早朝、沖縄県南大東島南の接続水域で、1隻の潜水艦が水中を航行していたのを発見した。日本政府の関係者は、同潜水艦は中国海軍の潜水艦だと推測した。海軍専門家の李傑氏は取材に応じた際に、「日本は苦境に陥っており、海上紛争により矛盾を他者に押し付けようとしている。現時点では同潜水艦の国籍などの情報が明らかになっておらず、軽率に結論を下すことはできない」と指摘した。
苦境に陥った日本、危機を他者に押し付ける
日本は先ほど、今月2日および13日に、鹿児島県の奄美大島付近の海域、および沖縄県久米島南の接続水域で、潜水航行中の国籍不明の潜水艦を発見したと伝えた。防衛相の関係者は、中国の潜水艦の可能性があると指摘した。
小野寺五典防衛相は13日、日本側はこの国籍不明の潜水艦の国籍を確認したことを暗示した。しかし自衛隊の偵察能力を知られる恐れがあることから、対外的に公表する予定はないとした。
李氏は、「安倍政権および日本維新の会の共同代表、大阪市長の橋下徹氏の慰安婦に関する不適切な発言後、日本は国際社会で苦境に陥っている。この時期に、日本が国籍不明の潜水艦の情報を相次いで報じているのは、この件により危機と矛盾を他者に押し付け、国際社会の注意力をその他の国家のいわゆる海上紛争・衝突に向けさせようとするものだ」と指摘した。
水中の複雑な環境、接続水域の航行は合法的